CEFACT関連情報詳細

当機構の板垣和芳顧問の「第40回国連CEFACTフォーラム旅行観光部門活動報告」が一般財団法人 日本貿易関係手続簡易化協会(Jastpro)の広報誌2023年7月号に掲載されました

2023.05.082023.05.12

一般の討議日程に入ってからは、新規プロジェクトの提案説明が行われ、意見交換がなされた。

JTRECNPO 法人 観光情報流通機構)からは、鈴木耀夫フェロー及び板垣の 2 名がこのフォーラ

ムに参加したので、基調講演、各プロジェクト及び意見交換について報告をした。 

Jastpro広報誌2023年7月号の17ページ~22ページに掲載 

20230728-530.pdf

ダウンロード
Jastpro広報誌2023年7月号
20230728-530号.pdf
PDFファイル 2.1 MB

          ----------------------------------------------------------------------------------------------------------

                      第40回国連CEFACTフォーラム開催が開催参加 報告2023.05.082023.05.12

            国連CEFACTフォーラムが、ジュネーブ国連ECE本部にて、202358 日から12日までの5間、対面・オンライン

            併用で開催され、併せてこの間旅行観光部門(T/T Domain)の会合が持たれJTRECから2人が参加をした。

            旅行観光部門では開会当日14時から公開セッションが開催され、まずCoordinatorのサチン・メータ 氏から、

            「コロナ禍後の観光動向とそれを支持する新技術」について基調講演が行われた。続いて既存の二つの

          プロジェクトの活動報告がなされた。また、今年度からのが承認された日本及びAFACT参加国・台湾から新規提案の二つ

          プロジェクトの説明が行われた。また、これら新規プロジェクトは会期中に更に検討が行われた。

          いずれもAPI技術の応用やESG関連の話題が多くの会合で取り上げられたことが特徴であった。

ジュネーブ国連ECE本部正面

開会セッションの模様(改装されたE棟内)

多くの会議が行われたH

(新規建築物-内部は木造部分が多い)

 Lunch & Learn講演会の模様(H棟内)


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

39回国連CEFACTフォーラムが開催 報告2022.12.0512.06

  コロナ禍で開催が心配された秋の国連CEFACTフォーラムが、2022125日(月)及び6に漸くにオンラインで

  開催された。このフォーラムでは開発中のプロジェクトの中で主要なテーマを中心に進捗内容が紹介され、参加者と

  の積極的な意見交換が実施された。

旅行観光ドメインからは、6日にUNSDGsを基にしたSustainable Tourismビジネス標準開発プロジェクトの発表が

あった。その中で日本が担当した関連業界10分野を対象とした事業者自らのSDGsに対する取組みの自己評価システム

が紹介された。

これにより消費者は自らが選択する商品の主催者が、UNSDGsにどの程度積極的に取組んでいるかを認識できるよう

になる。開発としてはこれまでにない考え方で構成されていて、その完成と活用が期待されるものであった。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

28回国連CEFACT総会開催 報告2022.10.1010.11.

 

  20199月から観光/旅行部会で作業を開始した体験プログラム(Experience Programs)のビジネス要求仕様書(BRSBusiness Requirements Specification)と本仕様書の概説書(Executive Guide on Sustainable Tourism Experience Programs Technical Artefacts)が国連CEFACT総会で正式に承認を得た。そして要求仕様書に記述された

  情報項目は、技術仕様として必要な情報項目を加えて、正式なコアコンポーネントライブラリ22Bに登録された。

  これにより体験プログラムの国際取引が実現可能となった。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 

UN/CEFACT Bureau会議にて体験プログラムBRSBusiness Requirements Specification

が承認されました 報告2022.06.01.

20226月1日開催されたUN/CEFACT Bureau会議において、従前よりT/T Domainで開発を進めてきた体験プログ

ラムのBRSBusiness Requirements Specification)が、Public commentの段階を終了し、これによりBRSの必要

な修正をさらに行い、添付のものとして提出し今回の承認に至りました。

今後は直近に開催されるPlenaryにかけられて、正式にUN/CEFACTの標準として発行されることになります。

更にProjectとしてはTechnical Implementation GuideExecutive Guideの準備が求められていますので、

これらの作成を進めていくことになります。 

これら全ての作業が終了することで、プロジェクトが完了になります。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

第38回UN/CEFACTフォーラム開催 報告2022.05.16.05.20.

第38回UN/CEFACTフォーラム(5月16日(月)から20日まで)が、オンラインで開催されます。

旅行関連部門(Travel/Tourism Domain)では、体験プログラムの技術仕様(ExperienceProgramsTechnical

Artefacts)の公開レビューが終了しましたので、それを踏まえた活動状況と持続可能な観光(Sustainable Tourism

を中心とした検討状況を、下記の2つの場を活用して紹介があります。

1.UN/CEFACTフォーラムの参加

Travel/TourismSession は、5月16日(月)の開会式に続いて日本時間17時から

2時間半の開催になります。

2.Pre-forum domain working meetings59日の週)の参加

Travel/Tourism部門のSessionは5月10日(火)から12日までの3日間、 

日本時間19時30分から2時間の予定です。